懐かしい上州ほうとうを伝え続ける【新田乃庄】

郷土の味「上州ほうとう」を伝え続ける【新田乃庄】


冷たいほうとう・絹雪ほうとう(イメージ)
 
     
新田氏ゆかりの宮中料理である「おきりこみ」。
深みのある旨味は、新田乃庄秘伝の『味付け用たれ』が決め手です。
また麺には、群馬県の特産品として名高い、絹(シルクパウダー)を練り込んであります。
麺に対する効用として艶が出る、喉越しが良くなる、腰が強くなるなど。
又、シルクパウダー自体がもつ甘みが、麺にも適度な甘みを与え、味の向上を促します。
水は探し求めた末、粉との結び付きが良いのはもちろん、素材の味、栄養を充分に引き出す水を使用し、
塩は、厳選された成分の塩を使用しました。つるつる、もちもち、幅広の特徴のある「おきりこみ麺」です。
●新田が支えていた宮中の食文化
鎌倉初期、源氏の嫡流(ちゃくりゅう)・源義国が上野国(こうずけのくに)(群馬)に移り住み、その長男義重が初代新田氏として寺尾(現在の太平記豪族料理の新田乃庄の所在地)に城を築き現在の新田・太田を含む『新田ノ庄』を治めました。
当時のこの地域は『新田御庄』(にったみしょう)とも呼ばれ、最も位の高い宮中の直接の領地でした。それは、この地の「地の利」や「恵まれた四季」などの自然が、あらゆる食物を確保する上で、理想郷の条件を揃えていたからなのです。
新田氏はこの地域の開発を続けながら、この地で生産した麦や米などの穀物・野菜・山菜・鳥や獣、川からの魚など、あらゆる食料を宮中に納めたのでした。
宮中ではそれを使い、当時は超高級料理であった「ぶと」などの神饌(しんせん)料理を作ったのでした。もちろんその調理技術や食文化は、新田にも伝えられ、それが郷土料理として残ったのです。
「ぶと」は「ほうとう」に姿や呼び名を変えて伝えられ、またそれが別の土地にも伝えられながら「麦切り」「そば切り」など日本のうどんやそばのルーツとなったのでした。

●『ほうとう』とは
 仏教などとともに中国から伝わった唐菓子の一種「ぶと」が変化して簡略化し、帽広の麺状の独自の料理となったものと思
われ、日本の麺料理のもとになったと言われています。また、上州では中国から伝えられた調理法を表す「切り込み」が転じ
て「おきりこみ」と言うようになりました。それは当時「最もトレンディーな食のファッション」であったのです。新田氏は
「四季の恵みに富む理想郷」であるこの地を開発し続け、高級宮中料理であった「ぶと」を『ほうとう』として郷土料理へと
伝えていったのです。
 八百余年にわたる伝統と歴史をふまえ、吟味された昔ながらの味を、ご家庭でも是非ご賞味ください。
 
小麦の名産地として名高い群馬県

上州ほうとう・おきりこみ

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